ひいらぎの日記

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日本百名山「月山」にいってきた

日本百名山の1つ,月山を登ってきました。

直前まで天気予報は雨。雨だったら山形県内をドライブしようという計画でスタートしました。結局,晴天には恵まれず,霧と少々の土砂降りの雨の天気でしたが,自分にとって初めての本格的な山行を楽しむことができました。

上りが2時間50分,下りも同じく2時間半強。全行程でおよそ5時間でした。

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仙台市内から月山の麓までは車で2時間ほど。

これ、天気いいんじゃね?というフラグを立てながら山形道をひた走ります。目的地の姥沢駐車場は山形自動車道の月山ICを降りたあと,20分ほど山道を走ると着きました。トイレも整備されていてなかなか良い感じ。

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今回登ったコースは,姥沢小屋から牛首を通って月山神社に至る姥沢小屋裏コース。リフトもあるので,ショートカットもできるのですが,せっかくなので自分たちの足で登りました。登山口の場所がわかりくくて,一度リフト乗り場まで行って戻ってきたのはここだけの話。ちゃんと看板あったのに。

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9時5分,月山登山スタート!

木道がきちんと整備されていてとっても歩きやすかったです。場所によってはかなり滑るところがあったので注意注意。歩きはじめてすぐに気がついたのが,トンボの多さ。トンボといえば秋のイメージでしたが,標高が高くて気温が低いせい?

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仮面ライダーだ!!!

トンボくんたちと戯れながら木道を歩いていくと視界が開けました。

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右奥に見えているのがおそらく山頂方面。霧がかかってる。時折吹く強い風が霧を押し流してくれるのではという淡い期待を抱きましたが,この後盛大に裏切られました。自然は甘くない,厳しい。

そして,歩いていると耳を澄まさなくても聞こえてくるのが水の流れる音。雪解け水だと思います。とても冷たかった。水が流れる音を聞くセラピー(?)が確かあったような。名前なんだっけか。いずれにしろ,自然の音を聞くと何故かよくわからないけど癒されます。

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もやもや〜

ひょっとして,これが霧の原因…?そんなわけないか。

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雪解け水と残雪を見ながら歩きます。振り返ってみるとこの景色。霧が晴れていたらもっと遠くまで見渡せたかもしれないです。

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相変わらず雪解け水がたくさん。

とてもとても冷たくて,手を付けていられるのも10秒が限界。もっと暑かったら顔を洗ったりしたら気持ちよかったかな?

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そして10時10分,登りはじめてちょうど1時間程でリフトから登ってくるコースと合流。姥沢小屋裏コースでは他の登山者の方とほとんど会いませんでしたが,リフトから登るコースからは団体グループなどなど,たくさんの登山者の方と合流しました。

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整備された木道をのんびりと歩けるのもここまで, このあと月山が本領を発揮します。

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雪の上を歩いたり。

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こう見るとすごいところに来てしまったみたい。実際は登山道の部分が雪に覆われているだけで,仮に滑ってしまってもロープはあったし,すぐ下には地面が出ている場所があったので,ミスが許されない危険な場所というわけではありませんでした。それでも油断は禁物。きちんとアイゼンを付けて歩いている方もちらほらいらっしゃったので僕も今度買おう。

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山頂が近づいてくると、これまでの緩やかな雰囲気とはうってかわって岩がごろごろとしてきます。このあたりはなかなか厳しかった。稜線と思しき場所に出ても霧が濃くて何も見えませんね…。風も強くって花の写真もブレブレ。

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風と岩場と格闘すること数十分で山頂に着きました(お腹空いてたし風強かったしで山頂での写真がない)。前日まで天気が微妙だったので,お昼は簡単にカップラーメン。でもそれだけだとちょっと寂しいのでソーセージを適当にボイルして食べました。

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お昼を食べはじめたのが11時51分。ということは麓から山頂まで約2時間50分。途中の残雪がなければほぼコースタイム通りの2時間半で登頂できたかもしれないです。

さっとお昼を済ませて,コーヒーで一服して,山頂の山小屋近くにあるバイオマストイレ(使用料100円/1人)で用を足して下山開始!

山頂での素晴らしい眺望を見られなかったので,下山後の温泉を楽しみに歩きはじめました。途中かなりの雨に降られました(朝のフラグをしっかり回収。やったぜ。)が,雨具をきて麓を目指します。今考えると山小屋でちょっと様子を見れば良かった。

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濡れた木道に足を滑らせながら下山し,14時50分ごろ無事に下山!

パパパッと荷物をクルマに積み込み,山形自動車道寒河江SA近くのゆーチェリーという温泉施設で入浴。入浴料は350円でした。安い。

入浴後は寒河江SAのスマートICから山形自動車道に乗り,びゅーんと一気に仙台へ。

 

今回は残念ながら天気には恵まれず,素晴らしい眺めは見られませんでしたが,本格的な登山を楽しむことができました。天気によっても景色が様々に変化するのも登山の楽しみかもしれません。

また今度天気のいいときに登るぞー!!!

 

おわり