フレームバッグを自作するよ③
ひょんなことから始まったフレームバッグ作り。完成しちゃいました。
有名ブランドの自転車用バッグと並べてみても遜色ないように見える(自画自賛)
というわけで,バッグの形を決めたら,生地とその他もろもろ必要なものを選びます。有名ブランドのバッグはナイロンみたいな防水生地でできているイメージがあったので,最初はナイロンの生地を求めて手芸屋さんに行ったのですが,荷物を入れて,しかも振動する自転車に何時間もくっつけていても大丈夫そうなものがなかったので,「帆布」を選びました。
そして,バッグの開口部にあるファスナー。こちらも防水仕様のファスナーは高いみたいなので,普通のファスナーで,大きめの取手がついているものを選びました。
自転車への固定は4箇所を考えていたので,それぞれの場所に合いそうな大きさのマジックテープを買いました。
バッグにはブランドの名前などのタグが付いているなぁと思ったので,タグも手芸屋さんで購入
材料はざっと
・生地
・マジックテープ
・ファスナー
・タグ
の4つです。値段は
・生地(480円)
・マジックテープ(300円×2=600円)
・ファスナー(200円)
・タグ(250円)
すべて税込み価格。
合わせてざっと1500円くらい。
僕は家族が使っているミシンと糸が家にすでにあったので,これっぽっちしかかりませんでしたが,糸などもそろえるともう少しかかるかもしれないです。それでも3000円あれば十分ではないでしょうか。
生地に型紙を合わせて切ります。はさみできちんと直線に切るのが難しかったです。かえって曲線部分のほうが楽に切ることができました。
生地を切ったあとは基本的に縫い代の部分を縫い合わせるだけなのですが,曲線の部分のRがすこしきつかったので,仕上がりを綺麗にするために「ぐし縫い」という下処理をしました。
こんな感じ。紙工作のように,縫い代の部分を張り合わせてバッグの形を作っていくので,曲線の部分はどうしても生地が重なる場所ができてしまい,きれいに曲線の形を作るのが難しいです。そのため,ギョウザの波の部分のように縫うことで,曲線を綺麗に出せるようにします。縫い始めのところで玉止め(糸が抜けないように)して曲線部分をギョウザの波のように縫っていき,曲線が終わったところで再び玉止め。そのあと,型紙を参考に切った段ボールの切れ端(硬めのものならOK)を当てて,ぐーっと引っ張ります。そうすると曲線の部分を作ることができます。
段ボールの切れ端を使ってRの折り目を付けているところ。
この下処理が終わったらあとは縫うだけ!
マチ針を指に刺しながら仮止めするのを忘れずに。
この先は夢中になって作業していたので写真ありません。
とっても楽しかったです。そして完成したときの満足度がとても高かったです。
ボトルとツールケースとのクリアランスもばっちり図面通り。
完成して,狙ったように作ることができて使いたくなってしまったので,実際に装備して150km程走ってみました。
ファスナーは走行中に軽い力で開けることができるし,ペダリングしていても足に当たることもない,そして補給食もモバブもばっちり収納できたので満足満足。
ただもう少し厚みがあってもよかったし,内側に財布やモバブを入れられる大きさのポケットを付ければ走行中でも神経を使わずにファスナーを開けられたかなぁと思います。
しかし,ミシンに触れたのは小学6年生以来,それにしては上手くできたかなと思います。ノウハウも蓄積できたし,改善すべきところも見えた。次回作もあるかも。
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